その他の踊り
かけや踊――主として四頭で踊る。他はねまって太鼓を打つのみ。はげしい踊り方をする。歌は「松島の」・「太鼓のしらべ」・「いぜんの遊び」等を歌う。
笹踊――「奥山の笹の中の雌鹿をば 何としても誘(おび)き出さばや」その他の端歌を臨機にうたう。雌鹿隠しの一部であったか。
深山隠し――日の暮々に踊られる。一頭足りないので心配をして尋ねると、隠れた鹿から歌を出す。こちらも応ずるという。歌は笹踊と同様のものを歌い、「ししの子は、生れおちると頭振る」などの端歌もうたう。
三人めぐり――三頭の狂い。歌はない。
ちらし――端歌が入る。
<鹿妻鹿踊りの種類>
入羽・中入羽
雌鹿隠し(めじか・かくし)
鹿の子踊り
綱踊り
案山子踊り
墓踊り
その他の踊り
投草
公開日:
最終更新日:2014/10/29