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案山子踊り(かかしおどり)

案山子踊

  庭の中央に、箱と庭とで案山子の体をこしらえておく。是をとやともいう。一同は一列になり、中立のみは前方に出て皆と向い合う。太鼓を打ちながら中立が後すさりに退るうち、ふと案山子にぶつかり、驚いた様に太鼓を乱打する。すぐ列の向って右端に走り、片膝を立てて坐し、案山子の方を見やる振がある。立って相手の方に進み寄り、また戻って坐し、案山子の方を見やる振あり、又進んで片膝を立て、そのままにじりより、離れ等の仕草がある。
  次に立って列の左端に行き、左端の前立をつれ出して案山子に至って眺め、こなしあり、案山子のまわりを順まわりにめぐって前立をもとに戻し、次に右端に至って右端の前立をつれ出す。斯く左右順番に、その他の者をつれ出して案山子を見せる。とど中立一人で案山子のまわりを逆にまわり、これに触れて案山子を押倒すと、すぐ一同はその場に輪になり、速歩で順にめぐり、二廻り三廻りする。そのうち一頭が突然案山子の傍にはたと倒れる。一同は驚いてあたりに乱れ狂う。中立は庭を一めぐりし、遠くをすかし見、まためぐり、坐して見やる等の振が色々あり、倒れた者をいたわる様な振もある。とど中立は急調に太鼓を打ちはじめ、逆に庭を大きく駈けまわり、そちこちを見張る様な振がある。と、一同も輪になってめぐる。次に拍子が変って、しばらく歌になる。
 〽やまだちは鹿を打つべとねらへども 鹿はさとくて 打つに打たれぬ
 〽やまだちは 玉も薬も打ちなくす 心静かに遊べ友達
と歌い終えて桴を止め、一同は輪をすぼめて倒れている者を助け起す。再び一同は速歩の輪にめぐり、中立は中でよろしく振がある。とど中立は先頭につき、8の字形に大きくめぐり、一列になり、中立は離れて走せまわり、中央にきまると礼をしてとめる。

<鹿妻鹿踊りの種類>
入羽・中入羽
雌鹿隠し(めじか・かくし)
鹿の子踊り
綱踊り
案山子踊り
墓踊り
その他の踊り
投草


公開日:
最終更新日:2014/11/03

ベガルタ仙台のホームページにも紹介されています。

今回のイベントの様子は、ベガルタ仙台のホームページでも紹介されています

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