綱踊り(つなおどり)
綱踊
はじめ庭の中央の地上に、縄を十文字に張っておく。一同はその手前に一列になり、中立は一同の前を往き来し、片膝を立てて坐しなどして色々に振あり、右端より順に一頭宛を連れ出し、そちに行きこちに来などして狂い合う。中立で縄の中央をとって傍に置くと、すぐ一同は輪になり、順まわりに馳せめぐる。中立は中に居て大いにしだれを振りながら狂うが、とど一同の先頭につくと、一同を導いて8の字にめぐり、一列になり、そのまま中立は前方に出て正面向に礼をして終る。
この縄を見物中の一婦人が出て乞い受けて行った。お産の時に用いると産が軽いと言われている。
<鹿妻鹿踊りの種類>
入羽・中入羽
雌鹿隠し(めじか・かくし)
鹿の子踊り
綱踊り
案山子踊り
墓踊り
その他の踊り
投草
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最終更新日:2014/11/03